ノエビアスタジアム神戸のシャトルバスでの帰り方！乗り場や料金、混雑を徹底解説

ヴィッセル神戸の熱い試合を観戦した後、興奮冷めやらぬまま帰路につくのは嬉しいものですよね。しかし、「帰りの混雑が心配…」「どうやって帰るのが一番スムーズなんだろう？」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。

特に、ノエビアスタジアム神戸（ノエスタ）からの帰りは、数万人のサポーターが一斉に移動するため、事前の情報収集が快適な観戦体験につながります。この記事では、ノエビアスタジアム神戸からの帰りの臨時シャトルバスに焦点を当て、乗り場や料金、運行時間、混雑状況などを詳しく解説します。 シャトルバスは、特にJR線を利用して帰る方にとって、大混雑する地下鉄を避けられる非常に便利な選択肢です。もちろん、シャトルバス以外のアクセス方法もメリット・デメリットを交えてご紹介するので、あなたにぴったりの帰り方を見つける手助けになれば幸いです。

ノエビアスタジアム神戸からの帰りはシャトルバスが便利！基本情報をチェック
迷わない！シャトルバスの乗り場と乗車までの流れ
気になる混雑状況と所要時間
シャトルバス以外の帰り方も知っておこう！各交通機関のメリット・デメリット
【FAQ】ノエビアスタジアム神戸のシャトルバスに関するよくある質問
まとめ：ノエビアスタジアム神戸からの帰りはシャトルバスを賢く利用しよう

ノエビアスタジアム神戸からの帰りはシャトルバスが便利！基本情報をチェック

試合後の興奮と感動を胸に、スムーズに帰路につきたいものですよね。ノエビアスタジアム神戸では、試合後の観客の利便性を図るため、臨時シャトルバスが運行されることがあります。このバスは、特定の条件下で運行されるため、まずはその基本情報をしっかりと押さえておきましょう。

どこへ行くの？シャトルバスの行き先一覧

ノエビアスタジアム神戸から試合後に運行される臨時シャトルバスは、JR神戸線が利用できる「JR兵庫駅」への直行便です。

【臨時シャトルバスの行き先】
運行区間：笠松7丁目バス停 → JR兵庫駅前（ノンストップ直行）

このバスは他のバス停には停まらないノンストップ運行のため、JR兵庫駅まで効率よく移動できるのが大きな魅力です。JR兵庫駅からは、神戸線の新快速や快速、普通電車に乗り換えることで、大阪方面や姫路方面へスムーズにアクセスできます。三宮や元町、神戸駅へもすぐなので、その後の食事や乗り換えにも非常に便利です。試合後の大混雑が予想される地下鉄海岸線を避け、JR線を利用して帰宅する方にとっては、まさに最適な交通手段と言えるでしょう。

いつ走ってる？シャトルバスの運行時間

この便利な臨時シャトルバスですが、いつでも運行されているわけではないので注意が必要です。

基本的に、土・日・祝日に開催されるヴィッセル神戸のホームゲーム後に運行されます。平日開催の試合では運行されないことがほとんどなので、観戦に行く試合の曜日を必ず確認しておきましょう。

運行時間帯は、試合終了後から随時運行を開始し、およそ30分から1時間後には最終便となることが多いようです。バスは複数台（例えば5台体制など）が待機しており、満員になり次第順次出発していくピストン輸送方式をとっています。そのため、「次のバスは何分後」といった決まったダイヤがあるわけではなく、人の集まり具合によって柔軟に運行されます。試合の余韻に浸ってスタジアムを出るのが遅くなってしまうと、乗り遅れてしまう可能性もあるため、利用を考えている方は、試合終了後は速やかにバス乗り場へ向かうことをおすすめします。正確な運行時間は、ヴィッセル神戸の公式サイトで各試合の「ホームゲーム開催情報」に掲載されるので、事前に確認しておくと安心です。

いくらかかるの？シャトルバスの料金と支払い方法

JR兵庫駅まで直行してくれる便利な臨時シャトルバスですが、その料金は非常にリーズナブルです。

対象	料金
大人	210円
小児	110円

※2024年時点の情報です。最新の情報は公式サイトでご確認ください。

この料金で、試合後の混雑を避けて約8分でJRの駅まで行けるのは非常に大きなメリットです。支払い方法については、現金の他に、「PiTaPa」や「ICOCA」といった交通系ICカードが利用できます。 SuicaやPASMOなど、全国相互利用サービスに対応しているICカードであれば、基本的には利用可能です。ICカードを使えば、小銭を用意する必要がなく、タッチするだけでスムーズに乗車できるため大変便利です。試合終了後の混雑したバス乗り場では、少しでも時間を短縮したいもの。事前にICカードにチャージ（入金）しておくことを強くおすすめします。

迷わない！シャトルバスの乗り場と乗車までの流れ

シャトルバスの基本情報がわかったら、次に気になるのは「どこから乗ればいいの？」という点ですよね。数万人が行き交うスタジアム周辺で迷わないよう、乗り場へのルートと乗車までの流れをしっかりイメージしておきましょう。

スタジアムから乗り場へのルート

臨時シャトルバスの乗り場は、スタジアムから少し東に歩いた「笠松7丁目」バス停です。

スタジアムのメインスタンドやバックスタンドから見て、東側（神戸大橋やポートアイランド側）の出口を利用するのがポイントです。 試合終了後、多くの人は最寄り駅である地下鉄「御崎公園駅」方面（南側出口）へ向かうため、人の流れに逆らって東側へ進むイメージを持つと良いでしょう。

スタジアムの場内外には案内スタッフや警備員が配置されていますので、「JR兵庫駅行きのバス乗り場はどこですか？」と尋ねれば親切に教えてくれます。また、試合によっては、スタジアム場内の「コリドール」と呼ばれるスタンド間の通路を通って、バックスタンド側のゲートから場外へ出られる場合もあります。その際は係員の案内に従ってください。スタジアム東側の出口から出て、大きな道路（国道2号線方面）に向かって約5分ほど歩くと、バスを待つ人の列が見えてくるはずです。

乗車券は必要？事前の準備と当日の流れ

臨時シャトルバスに乗車するための特別な乗車券は必要ありません。 事前に購入したり、整理券を受け取ったりする必要はなく、路線バスに乗るのと同じ感覚で利用できます。

当日の流れとしては、以下のようになります。

試合終了後、スタジアムの東側出口から出る
「笠松7丁目」バス停へ向かう
バスを待つ列に並ぶ
バスが来たら、乗車口から乗り込む
運賃を支払う（現金またはICカード）

バスは満員になり次第出発するため、列に並んでいれば順番に乗車できます。ここで重要なのが、運賃の準備です。現金で支払う場合は、お釣りが出ないように210円（大人の場合）をぴったり用意しておくと、自分も後続の人もスムーズです。最もおすすめなのは、やはり交通系ICカードです。事前に十分な残額をチャージしておけば、運賃箱横の読み取り部にタッチするだけで支払いが完了します。混雑時は少しでも時間を短縮することが、ストレスなく帰るためのコツです。

小さな子ども連れや車椅子での利用について

家族でサッカー観戦を楽しむ方も多いでしょう。小さな子ども連れの場合、試合後の人混みは特に気を使いますよね。臨時シャトルバスは、地下鉄駅の長い行列や混雑した電車を避けられるため、小さなお子様連れのファミリーにとって非常に心強い選択肢となります。ベビーカーについては、バスの混雑状況にもよりますが、折りたたんで乗車するのが基本です。乗車時に運転士さんの指示に従ってください。

車椅子での利用については、神戸市交通局が運行するバスはノンステップバスが導入されていることが多いため、乗車は可能です。ただし、臨時シャトルバスは試合後の非常に混雑した状況で運行されます。バス乗り場も多くの人でごった返していることが予想されるため、安全を確保するためにも、事前に神戸市交通局やヴィッセル神戸に問い合わせて、当日の対応について確認しておくことをおすすめします。スタッフのサポートを受けられる場合もありますし、どの時間帯が比較的空いているかなどのアドバイスをもらえるかもしれません。安心して利用するために、事前の情報収集を心がけましょう。

気になる混雑状況と所要時間

臨時シャトルバスの利便性は分かったけれど、「結局バスも混んでいて、かなり待つのでは？」と心配になる方もいるかもしれません。ここでは、リアルな混雑状況や移動時間、そして混雑を少しでも避けるためのヒントをご紹介します。

試合終了直後はやっぱり混む？混雑のピークはいつ？

はい、正直に言うと試合終了直後はやはり混雑します。 数万人の観客が一斉にスタジアムを後にするため、シャトルバス乗り場にも長い列ができることは覚悟しておきましょう。特に、ヴィッセル神戸が劇的な勝利を収めた試合や、人気チームとの対戦カードでは、その混雑も一層増す傾向にあります。

混雑のピークは、試合終了のホイッスルが鳴ってから約15分～30分後にやってきます。多くの人が同じタイミングで帰路につくため、この時間帯は乗り場まで歩く道のりも、バスを待つ列も人でいっぱいになります。ただし、このシャトルバスは満員になり次第どんどん出発するピストン輸送方式です。そのため、見た目の行列の長さに圧倒されても、意外と列はスムーズに進むことが多いです。待ち時間はその日の観客動員数や試合展開にも左右されますが、ピーク時でも15～20分程度待てば乗車できることが多いようです。

目的地までの所要時間はどれくらい？

シャトルバスに乗ってしまえば、目的地であるJR兵庫駅までは約8分という短い時間で到着します。

これは、スタジアム周辺からJR兵庫駅までノンストップで運行される直行便だからこその速さです。試合終了後のスタジアム周辺は、一般の車やタクシー、路線バスなどで道路が混雑することもありますが、それを考慮しても10分～15分程度で到着できるでしょう。

【参考】地下鉄を利用した場合の所要時間
地下鉄御崎公園駅は、試合終了後に駅への入場規制がかかることもあり、スタジアムを出てから電車に乗るまでに1時間以上かかることも珍しくありません。 電車に乗ってしまえば三宮まで約9分ですが、そこまでの待ち時間が大きなネックとなります。

シャトルバスは、バスを待つ時間はあっても、乗車してからの時間が非常に短く、かつ確実にJRの駅まで行けるという点で、大きなアドバンテージがあります。

混雑を避けてスムーズに乗るためのコツ

少しでも混雑を避けて、快適にシャトルバスを利用したいという方のために、いくつかのコツをご紹介します。

① 試合終了後、すぐにスタジアムを出る 最もシンプルで効果的な方法です。試合終了のホイッスルと同時に席を立ち、速やかに東側出口へ向かいましょう。「あと少しだけスタジアムの雰囲気を…」と思う気持ちもわかりますが、その数分が乗り場の混雑のピークと重なってしまう可能性があります。

② 少し時間をずらして乗り場へ向かう ①とは逆の発想ですが、これも有効な場合があります。試合終了直後のピーク（～30分後）をあえて外し、スタジアム内で少し時間を過ごしてから乗り場へ向かう方法です。ただし、この方法はバスの最終運行時間に乗り遅れるリスクも伴います。利用する場合は、「試合終了後45分後には乗り場に着くようにする」など、自分なりのタイムリミットを決めて行動することが重要です。

③ ICカードのチャージは事前に済ませておく 何度も触れていますが、これは非常に重要です。乗車時の支払いをスムーズに済ませることで、バス全体の流れを良くすることにも繋がります。自宅の最寄り駅や、スタジアムに来る前にコンビニなどで必ずチャージ残額を確認しておきましょう。

シャトルバス以外の帰り方も知っておこう！各交通機関のメリット・デメリット

臨時シャトルバスは非常に便利ですが、運行されない平日開催の試合もありますし、行き先がJR兵庫駅に限られます。そこで、シャトルバス以外の帰り方についても、それぞれの特徴を理解しておきましょう。自分に合った方法を選ぶ参考にしてください。

定番の帰り方！神戸市営地下鉄海岸線

ノエビアスタジアム神戸の最寄り駅は、神戸市営地下鉄海岸線の「御崎公園駅」です。スタジアムから駅までは徒歩約5分と、アクセス自体は非常に良好です。

メリット
- スタジアムから最も近い駅であること。
- 三宮（花時計前駅）やJR神戸駅（ハーバーランド駅）、JR新長田駅（新長田駅）など、主要な乗り換え駅に直接アクセスできる。
デメリット
- 試合後の混雑がとにかく激しいこと。 海岸線は車両が小さく編成も短いため、輸送能力に限りがあります。
- 観客が多い試合では、安全確保のために駅構内への入場規制が行われ、駅に入るまで地上で長時間待たされることがあります。スタジアムを出てから電車に乗るまで1時間以上かかることも覚悟が必要です。
- 帰りは混雑緩和のため、一つ手前の「和田岬駅」からの乗車ができないよう案内されています。

地下鉄を利用する際は、あらかじめ帰りの切符を買っておくか、ICカードに十分な金額をチャージしておきましょう。券売機の混雑も相当なものです。

少し歩くけど選択肢が広がる！JR和田岬線

スタジアムから徒歩約6分の距離にJR「和田岬駅」もあります。ただし、この路線は利用に際して大きな注意点があります。

メリット
- JR兵庫駅まで1駅で行ける。
デメリット
- 運行本数が極端に少ないこと。朝夕の通勤時間帯がメインの路線で、日中や試合終了後の時間帯に都合よく電車が来るとは限りません。
- 実質的に、帰り道の選択肢としては考えにくいのが現状です。事前に時刻表を完璧に把握している場合を除き、基本的には地下鉄か他の交通手段を検討するのが無難です。

意外と便利？路線バスを利用する方法

臨時シャトルバス以外にも、通常の路線バスがスタジアム周辺を走っています。

メリット
- 地下鉄の混雑を避けられる可能性がある。
- 神戸駅や新開地、湊川公園方面など、行き先が合えば便利に使える。
デメリット
- 試合終了後の周辺道路の渋滞に巻き込まれる可能性がある。
- どのバスがどこへ行くのか、路線を把握しておく必要がある。
- 臨時シャトルバスほど本数が多くなく、こちらも混雑することがある。

スタジアムから徒歩数分の場所にある「吉田町1丁目」バス停からは、神戸駅方面などへ向かう市バス3系統が利用できます。自分の目的地と路線が合うか、事前にバスの路線図を確認しておくと良いでしょう。

タクシーは捕まる？タクシー乗り場と注意点

快適に座って帰れるタクシーは魅力的ですが、試合後の利用には注意が必要です。

メリット
- プライベートな空間で、目的地まで直接帰れる。
- 荷物が多い時や、小さな子ども連れの際には特に楽。
デメリット
- 試合終了直後はタクシーを捕まえるのが非常に困難。
- スタジアム周辺で空車を見つけるのは難しく、駅前のタクシー乗り場も長蛇の列になることが多い。
- 周辺道路の渋滞に巻き込まれ、予想以上に時間と料金がかかることがある。

どうしてもタクシーを利用したい場合は、DiDiやGO、Uberなどの配車アプリを活用するのがおすすめです。少し離れた場所まで歩いてからアプリで呼ぶなど、工夫することで捕まえやすくなる可能性があります。

【FAQ】ノエビアスタジアム神戸のシャトルバスに関するよくある質問

ここまでシャトルバスについて詳しく解説してきましたが、まだ疑問に思う点もあるかもしれません。ここでは、よくある質問とその答えをQ&A形式でまとめました。

Q. シャトルバスはすべての試合で運行されますか？

A. いいえ、すべての試合で運行されるわけではありません。この臨時シャトルバスは、基本的に土・日・祝日に開催されるヴィッセル神戸のホームゲームで運行されます。 そのため、水曜日など平日夜に開催される試合では運行されないことがほとんどです。また、ヴィッセル神戸の試合以外のイベント（ラグビーの試合など）で運行されるかどうかは、その都度主催者からの情報を確認する必要があります。観戦に行く前には、必ずヴィッセル神戸の公式サイトなどで、その試合のアクセス情報を確認するようにしてください。

Q. ICカード（ICOCAやSuicaなど）は使えますか？

A. はい、利用できます。 このバスを運行しているのは神戸市交通局なので、普段、神戸市バスで使える交通系ICカードは同様に利用可能です。「PiTaPa」や「ICOCA」はもちろん、「Suica」「PASMO」「TOICA」など、全国相互利用に対応した主要なICカードが使えます。乗車時に運賃箱の読み取り機にタッチするだけで支払いが完了するので、現金を用意する手間が省けて非常に便利です。ただし、残高不足には十分注意してください。スタジアムに来る前にチャージしておくことを強くおすすめします。

Q. 満員で乗れないことはありますか？

A. 基本的には、列に並んでいれば乗れないということはありません。 臨時シャトルバスは、1台のバスが満員になったら出発し、すぐに次のバスが乗り場に入ってくる、というピストン方式で運行されています。試合終了後の一定時間、複数台のバスが待機して観客を輸送するため、運行時間内に乗り場に到着すれば、満員で乗車を断られるという心配はほとんどないでしょう。ただし、最終便の時刻を過ぎてしまうと乗ることはできなくなります。 試合終了後はあまりのんびりしすぎず、計画的に乗り場へ向かうようにしましょう。