久保建英はチュニジア戦で先発する?日本代表の攻撃布陣を予想

久保建英はチュニジア戦で先発する?日本代表の攻撃布陣を予想
久保建英はチュニジア戦で先発する?日本代表の攻撃布陣を予想
海外サッカー事情

久保建英がチュニジア戦で先発するのかは、日本代表のグループステージ第2戦を考えるうえで大きな注目点でした。

しかし、オランダ戦で左ひざを痛めた影響により、現在は「先発するかどうか」よりも「無理をさせずにどう攻撃陣を組み直すか」が現実的なテーマになっています。

日本代表はオランダとの初戦を2-2で引き分け、勝ち点1を手にしました。内容を見ても粘り強さは出せましたが、チュニジア戦で勝ち点3を取れれば、グループ突破へ大きく近づく大事な一戦になります。

一方のチュニジアは、初戦でスウェーデンに大敗し、監督交代まで起きています。日本から見ると有利に見える部分もありますが、新監督のもとで守備を立て直し、気持ちを切り替えてくる可能性もあります。

本稿では、久保建英のチュニジア戦出場の見通し、日本代表の攻撃布陣、代役候補、上田綺世や小川航基の起用、チュニジアの守備を崩すためのポイントまで整理します。

※6/20 18時時点、不出場が決定しています。

久保建英はチュニジア戦で先発する可能性は低い

結論からいうと、久保建英がチュニジア戦で先発する可能性はかなり低くなったと見た方がよさそうです。

オランダ戦での久保は、右シャドーとして先発し、日本の攻撃に大きく関わりました。中村敬斗のゴールにつながる場面でも、相手を引きつけて左へ展開する判断が光っていました。

本来なら、チュニジア戦でも右シャドーの最有力候補だったはずです。チュニジアが低い位置で守る展開になれば、狭い場所で前を向ける久保の存在はかなり大きくなります。

ただ、左ひざの負傷が判明した以上、話は変わります。ワールドカップは第2戦だけで終わる大会ではありません。第3戦、さらには決勝トーナメントまで考えるなら、状態が万全でない久保を無理に使う必要はありません。

そのため、現時点では「先発本線」ではなく、「欠場またはベンチ外も含めて慎重判断」と見るのが自然です。

先発予想の結論

チュニジア戦の久保建英は、先発ではなく欠場またはベンチスタートの可能性が高いと予想します。

もちろん、チームから離脱していないため、大会中の復帰を目指している状況ではあります。ただし、試合までの日数を考えると、チュニジア戦でいきなり先発させる判断はかなり慎重になるはずです。

久保は細かいターン、急停止、再加速、相手の逆を取る一歩目が大きな武器です。ひざに少しでも不安があれば、プレーの質だけでなく、守備への切り替えや接触プレーにも影響が出ます。

日本としては、チュニジア戦で勝ち点3を狙いたい一方で、久保を長期離脱させるリスクは避けたいところです。

そのため、久保の先発を前提にした記事構成よりも、「久保不在なら誰が右シャドーに入るか」という視点に切り替えた方が、現在の状況には合っています。

欠場でも評価が下がったわけではない

久保がチュニジア戦に出られないとしても、それは評価が下がったという意味ではありません。

むしろ、オランダ戦で見せたプレーによって、久保が日本の攻撃に欠かせない存在であることは改めてはっきりしました。

右サイドから中央へ入り、相手を引きつけて逆サイドへ展開する形は、日本の得点につながる大事な流れになりました。チュニジア戦でも本来なら、その役割を担ってほしい選手だったはずです。

ただ、ケガを抱えた状態で無理に出場すると、本人にもチームにも大きな負担がかかります。

ワールドカップでは、1試合の勝利だけでなく、チーム全体のコンディション管理も重要です。久保を休ませる判断があっても、それは消極的な選択ではなく、先を見た現実的な判断といえます。

日本は久保抜きの攻撃を考える必要がある

久保が出場できない場合、日本代表は攻撃の作り方を少し変える必要があります。

久保がいる時の日本は、右の内側でボールを受け、相手の守備を引きつけてからラストパスやサイドチェンジを狙う形を作れます。

一方で、久保がいない場合は、同じような創造性を一人で代役に求めるより、複数の選手で役割を分ける方が現実的です。

役割 久保がいる場合 久保不在の場合
ライン間で受ける 久保が中心 伊東、堂安、鎌田が分担
右サイドの崩し 久保と堂安の連係 伊東のスピードや菅原の幅取り
ラストパス 久保の左足 鎌田や堂安の判断
流れを変える役 久保の個人技 伊東、小川、中村の特徴

久保の穴を完全に埋めるのは簡単ではありません。それでも、日本にはタイプの違う攻撃陣がいます。

大切なのは、久保の代わりを誰か一人に背負わせることではなく、チーム全体で攻撃の形を変えることです。

日本代表の攻撃布陣はどう変わるか

チュニジア戦の日本代表は、オランダ戦と同じく3-4-2-1を軸に考えるのが自然です。

ただし、久保の状態、上田綺世の疲労、伊東純也や堂安律の使い方によって、前線の組み合わせは変わってきます。

オランダ戦では、久保と前田大然がシャドーに入り、堂安律と中村敬斗がウイングバックを務める形でした。チュニジア戦では、久保が使えない前提で、右シャドーと1トップの人選が大きな焦点になります。

基本形は3-4-2-1が有力

日本代表の基本形は、引き続き3-4-2-1が有力です。

この形なら、守備時に5バック気味になってリスクを抑えながら、攻撃時には両ウイングバックと2シャドーが前に出られます。

チュニジアは初戦で大きく崩れたため、次の日本戦ではかなり慎重に入ってくる可能性があります。新監督の初戦でもあるため、いきなり大胆に攻めるより、まず守備の形を整える展開が考えられます。

そうなると、日本はボールを持つ時間が長くなるかもしれません。ただ、ボールを持てるから楽な試合になるとは限りません。

相手が低く構えた時に、どこでスピードを上げるか、どのタイミングでクロスを入れるか、こぼれ球を誰が拾うかが重要になります。

右シャドーは伊東純也が有力

久保が欠場する場合、右シャドーの有力候補は伊東純也です。

伊東は本来、外のレーンでスピードを生かすイメージが強い選手ですが、右シャドーに入れば、相手の背後へ抜ける動きや、外へ流れてクロスを入れる形も作れます。

久保のように狭い場所で細かく崩すタイプではありませんが、伊東には縦への速さがあります。チュニジアがラインを少しでも上げた瞬間に、背後を狙えるのは大きな強みです。

また、相手が低い位置で守る場合でも、伊東が外へ流れることで相手サイドバックを押し下げ、堂安や鎌田が内側を使いやすくなります。

久保不在の右シャドーは、創造性よりもスピードと連続した仕掛けを重視する形になるかもしれません。

堂安律を内側に入れる案もある

もう一つ考えられるのが、堂安律を右シャドーに上げる形です。

堂安はオランダ戦で右ウイングバックとして起用されましたが、本来は内側で受けてシュートまで持ち込める選手です。右シャドーに入れば、左足でのカットインやミドルシュート、相手ボランチへの守備強度を期待できます。

この場合、右ウイングバックには菅原由勢や伊東純也を入れる形が考えられます。

堂安を内側に置く利点は、久保ほどのひらめきはなくても、球際、守備、シュート意識を高いレベルで出せることです。

チュニジア戦は、相手が新監督のもとで気持ちを前面に出してくる可能性があります。そうした試合では、堂安の強さや勝負どころでの思い切りが生きやすくなります。

鈴木唯人の抜てきも選択肢

久保の代役として、鈴木唯人を右シャドーに抜てきする可能性もあります。

コンディション面の見極めは必要ですが、鈴木は内側で受けて前を向くプレーや、ゴール前へ入っていく動きに特徴があります。

伊東を途中投入の切り札として残したい場合、鈴木を先発で使い、後半に伊東を入れて流れを変える形も考えられます。

ただし、ワールドカップの第2戦でいきなり大きな役割を任せるにはリスクもあります。

そのため、鈴木を使うなら、周囲に堂安や鎌田のような判断力のある選手を置き、プレーの負担を分散させたいところです。

1トップは上田綺世か小川航基か

チュニジア戦では、1トップの選択も大きなポイントになります。

上田綺世は日本代表の前線で中心になれる選手ですが、全体練習に合流しなかったという情報もあり、疲労面を考える必要があります。

一方で、オランダ戦では途中出場の小川航基が終盤の得点場面に絡みました。高さ、ゴール前での強さ、クロスへの入り方を考えると、チュニジア戦で先発起用されても不思議ではありません。

上田綺世を使う場合

上田を先発で使う場合、日本はこれまで通り、前線で相手センターバックを固定しながら攻撃を組み立てる形になります。

上田は背後へ抜ける動きと、ペナルティーエリア内での決定力が魅力です。チュニジアが守備ラインを下げるなら、クロスに合わせる動きや、こぼれ球への反応も重要になります。

ただ、疲労が残っているなら、無理に長い時間使う必要はありません。

先発させる場合でも、後半途中で小川に交代する前提で考えた方が、チーム全体の強度を保ちやすくなります。

小川航基を先発させる場合

小川を先発させる場合、日本の攻撃はよりシンプルになります。

サイドから早めにクロスを入れ、ゴール前で勝負する形を増やせます。チュニジアが低いブロックを組んだ場合、中央を細かく崩すだけでは相手に守られやすくなります。

そこで、小川の高さや強さを使えれば、相手のセンターバックに直接プレッシャーをかけられます。

久保がいない場合、日本は細かい崩しだけに頼りにくくなります。だからこそ、小川を使ってクロス、セカンドボール、セットプレーの比重を高めるのは現実的です。

先発予想としては、上田の状態が万全なら上田、少しでも疲労を考えるなら小川という見方になります。

2トップ気味の形もあり得る

終盤に点が必要な展開では、3-4-2-1から2トップ気味に変える可能性もあります。

たとえば、小川と上田、あるいは小川と前田を並べるような形です。片方が相手センターバックと競り合い、もう片方がこぼれ球や裏抜けを狙えば、攻撃に厚みが出ます。

久保がいない時は、中央で相手をはがすプレーが減るぶん、ゴール前に人数をかける時間帯を作る必要があります。

特にチュニジアが引いて守るなら、最後はきれいに崩すだけでなく、押し込みながら得点を狙う形も大切です。

チュニジア戦のスタメン予想

現在の状況を踏まえると、チュニジア戦の日本代表は久保建英を先発から外し、伊東純也や堂安律を中心に右サイドを組み直す形が現実的です。

また、上田綺世の疲労を考えるなら、1トップに小川航基を置く可能性も十分あります。

ポジション 先発候補 主な役割
1トップ 小川航基 高さ、クロス対応、ゴール前の強さ
右シャドー 伊東純也 スピード、背後への抜け出し、右サイドの推進力
左シャドー 前田大然 守備強度、プレス、裏への動き
右WB 堂安律 幅取り、内側への侵入、シュート意識
左WB 中村敬斗 仕掛け、カットイン、得点感覚
ボランチ 佐野海舟、鎌田大地 配球、回収、攻守のバランス

この布陣なら、久保不在でも右サイドにスピードを出せます。さらに、左の中村敬斗が仕掛けることで、左右の攻撃に変化をつけられます。

ただし、堂安を右シャドーに上げる場合は、右ウイングバックに菅原由勢や伊東純也を置く別案もあります。

森保監督が何を重視するかによって、人選は変わります。攻撃の速さを重視するなら伊東、強度と得点力を重視するなら堂安、試合終盤の切り札を残したいなら鈴木唯人の抜てきも考えられます。

本命は伊東右シャドー

現時点の本命は、伊東純也を右シャドーに置く形です。

久保の代役として同じプレーを求めるのではなく、伊東のスピードを使って相手の守備ラインを押し下げる狙いです。

チュニジアは初戦で大敗しているため、守備をかなり意識して入ってくる可能性があります。そこを日本が横パスだけで崩そうとすると、相手に時間を与えてしまいます。

伊東が背後を狙えば、チュニジアの最終ラインは簡単に前へ出にくくなります。すると、鎌田や中村、堂安が受ける場所も少し広がります。

堂安は右WBでもシャドーでも重要

堂安律は、右ウイングバックでも右シャドーでも重要な選手です。

右ウイングバックなら、幅を取りながら内側へ入る動きができます。右シャドーなら、よりゴールに近い場所で左足を使えます。

久保がいない試合では、堂安の得点意識がより大切になります。

チュニジア戦は、相手が粘り強く守る時間帯が出てくるはずです。そうした場面で、ミドルシュートやこぼれ球への反応を見せられる選手は貴重です。

中村敬斗の得点力も使いたい

左サイドでは、中村敬斗の得点力を生かしたいところです。

オランダ戦でもゴールを決めており、ワールドカップの舞台で結果を出したことは大きな自信になります。

チュニジアが右サイドを警戒して寄ってくるなら、逆サイドの中村にスペースが生まれます。日本は右で相手を引きつけ、左へ展開して中村が仕掛ける形を増やしたいところです。

久保がいない場合、攻撃のアイデアはやや減ります。そのぶん、最後にシュートまで持っていける選手の価値は高くなります。

チュニジアの守備をどう崩すか

チュニジアは初戦で5失点しているため、日本戦では守備を立て直してくる可能性が高いです。

新監督になったばかりのチームが、短期間で複雑な攻撃戦術を整えるのは簡単ではありません。そのため、まずは守備を固め、カウンターやセットプレーで勝機を探る展開が考えられます。

日本としては、相手の大敗直後という状況に油断せず、序盤から試合を落ち着かせることが大切です。

低いブロックを崩すには幅が必要

チュニジアが低い位置でブロックを作るなら、日本は中央に入りすぎないことが大切です。

久保がいれば、狭い場所で受けて相手をずらす形を作れます。しかし、久保がいない場合は、無理に中央突破を続けると相手に引っかかりやすくなります。

そこで重要になるのが、ウイングバックの幅取りです。

右では堂安や菅原、左では中村が広い位置を取り、チュニジアの守備を横に広げる必要があります。

相手を横に動かしてから、伊東の斜めの抜け出しや、小川のゴール前への入り方を使えば、得点に近づきやすくなります。

セットプレーの価値が高くなる

久保不在の場合、流れの中で細かく崩す力は少し落ちるかもしれません。

そのぶん、セットプレーの価値は高くなります。

日本には小川航基、上田綺世、板倉滉、渡辺剛、町田浩樹など、高さを出せる選手がいます。チュニジアが引いて守るなら、コーナーキックやフリーキックから先制点を狙う展開も十分に考えられます。

場面 狙い
右CK ニアとファーを使い分ける
左CK ゴール前に人数をかける
FK 直接と合わせの両方を見せる
スローイン後 二次攻撃につなげる

先制点が入れば、チュニジアは前に出る必要があります。そうなれば、伊東や前田のスピードを生かすスペースも生まれます。

カウンター対策は欠かせない

日本がボールを持つ時間が長くなるほど、カウンターへの注意は必要です。

チュニジアは初戦で大敗しているため、無理に打ち合うより、奪ってから素早く前へ出る形を狙ってくる可能性があります。

日本はサイドから攻める時、片方のウイングバックが高い位置を取るなら、逆サイドやボランチの一人がバランスを取る必要があります。

  • ボランチの片方は中央に残る
  • サイドで失ったらすぐ寄せる
  • センターバックは背後への一本を警戒する
  • 無理な縦パスを続けすぎない

攻め込んでいる時間帯ほど、守備の準備が大切です。チュニジア戦は勝ちたい試合ですが、焦ってカウンターを受ける展開は避けたいところです。

久保建英不在でも総力戦で勝ち切りたい

まとめ
まとめ

久保建英は、日本代表の攻撃に違いを作れる選手です。

その久保がチュニジア戦で先発できない可能性が高くなったことは、日本にとって大きな痛手です。

ただ、日本代表には伊東純也、堂安律、中村敬斗、前田大然、小川航基、上田綺世、鎌田大地といった特徴の違う選手がいます。

久保の不在を一人で埋めるのではなく、スピード、強度、高さ、セットプレーを組み合わせて、別の形でチュニジアを崩すことが求められます。

チュニジアは初戦大敗と監督交代で揺れている一方、新監督のもとで結束してくる怖さもあります。日本は相手の混乱を期待するのではなく、自分たちの強みを整理して試合に入る必要があります。

現時点の予想では、久保はチュニジア戦の先発から外れ、右シャドーには伊東純也、または堂安律が入る形が有力です。1トップは上田綺世の状態次第で、小川航基の先発も十分に考えられます。

日本にとって大事なのは、久保が戻ってくるまで勝ち残ることです。チュニジア戦は、そのためにも総力戦で勝ち点3を取りにいく試合になります。

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