お子様が生まれてからも、大好きなサッカー観戦を続けたいと願うパパやママは多いはずです。しかし、いざスタジアムへ足を運ぶとなると、授乳やおむつ替えのタイミングが気になって不安を感じてしまうこともあるでしょう。
広大なスタジアムの中で、スタジアムの授乳室がどこにあり、どのような設備が整っているのかを事前に知っておくことは、安心感に直結します。近年のJリーグ会場では、ファミリー層への配慮が非常に進んでおり、設備が充実してきています。
本記事では、スタジアムでの授乳室の探し方から、便利な持ち物、混雑を避けるコツまで、赤ちゃん連れ観戦に役立つ情報を分かりやすくお伝えします。この記事を読めば、当日の不安が解消され、家族全員で試合を存分に楽しめるようになります。
スタジアムの授乳室の設備内容と基本的な利用方法

まずは、一般的なスタジアムの授乳室にどのような設備が備わっているのかを把握しておきましょう。スタジアムによって設備の充実度は異なりますが、基本的には赤ちゃんのお世話に必要な最小限の機能は整っています。あらかじめ中身を知っておくことで、慌てずに行動できます。
個室タイプと共用スペースの違い
スタジアムに設置されている授乳室には、大きく分けて「完全個室タイプ」と「カーテンで仕切られた共用スペース」の2種類があります。新しいスタジアムや大規模なスタジアムでは、プライバシーに配慮した個室が複数用意されていることが増えています。
一方で、歴史のあるスタジアムでは、広めの部屋をパーティションやカーテンで区切って利用する形式も一般的です。この場合、男性の入室が制限されているエリアと、おむつ替えなどのためにパパも入れるエリアに分かれていることが多いため、入り口の表示をよく確認しましょう。
個室タイプの場合は、中で落ち着いて授乳ができるため、音に敏感な赤ちゃんでも安心です。共用スペースの場合は、他の方と譲り合って利用することになりますが、ベビーカーのまま入れる広さがあるなど、使い勝手が考慮されているケースも多々あります。
おむつ替え台と使用済みおむつの処理ルール
授乳室には、必ずと言っていいほどおむつ替え台が併設されています。多くのスタジアムでは、授乳室の中だけでなく、一般の多目的トイレや女性トイレ、最近では男性トイレ内にもおむつ替えシートが設置されるようになり、利便性が向上しています。
注意したいのが、使用済みおむつの持ち帰りルールです。専用のおむつ用ゴミ箱が設置されているスタジアムも多いですが、施設によっては「おむつは各自でお持ち帰りください」と定められている場合があります。念のため、消臭機能付きのゴミ袋を持参しておくと安心です。
おむつ替え台はクッション性のあるタイプが主流ですが、不特定多数の人が利用するため、衛生面が気になる方もいるでしょう。その場合は、使い捨てのおむつ替えシートを敷いてから赤ちゃんを寝かせると、より清潔に、安心して利用することができます。
調乳用給湯器やシンクの設置状況
完全母乳ではなく、ミルクを利用しているパパ・ママにとって重要なのが、調乳用のお湯があるかどうかです。最新のスタジアムの授乳室には、厚生労働省のガイドラインに沿った70度以上の熱湯が出る調乳用給湯器が設置されていることが一般的です。
シンク(手洗い場)も併設されていることが多いため、哺乳瓶を洗ったり、調乳したミルクを流水で冷やしたりすることも可能です。ただし、地方の競技場や少し古い施設では、給湯設備がない場合もあります。その場合は、事前に水筒でお湯を持参する必要があります。
また、最近では粉ミルクだけでなく、液体ミルクを利用する方も増えています。液体ミルクであればお湯の心配が不要になるため、スタジアムのような外出先では非常に便利です。状況に合わせて、お湯の有無を公式サイトで事前にチェックしておくのが賢明です。
授乳室の利用推奨時間と混雑予測
スタジアムの授乳室が最も混雑するのは、やはり「ハーフタイム」です。試合が止まっている間に済ませようと考える人が集中するため、待ち時間が発生することもあります。また、試合開始直前の15分から30分前も、入場したばかりの家族連れで賑わいます。
混雑を避けるためのコツは、試合中に少し席を外して利用することです。得点シーンを見逃すリスクはありますが、静かな環境でスムーズに授乳やおむつ替えを済ませることができます。赤ちゃんの機嫌を優先して、早め早めに行動することが、ストレスを減らすポイントです。
特にハーフタイムは、トイレも授乳室も長蛇の列になることが予想されます。赤ちゃんが泣き出してから慌てて向かうよりも、余裕を持ってタイムスケジュールを組んでおきましょう。試合の展開を気にしつつも、お子様のペースに合わせる心の余裕が大切です。
広い会場でも迷わない!スタジアム内での授乳室の探し方

サッカー専用スタジアムや陸上競技場は非常に広く、初めて訪れる場所では授乳室を見つけるだけで一苦労することもあります。広いコンコース(通路)を赤ちゃんを抱えて歩き回るのは大変ですので、効率よく場所を特定する方法を覚えておきましょう。
会場マップや案内板のアイコンをチェック
スタジアムに到着したら、まずは入場ゲート付近や壁に掲示されている「フロアマップ(会場案内図)」を確認しましょう。授乳室は、哺乳瓶のマークや赤ちゃんを抱っこしているピクトグラム(図記号)で示されていることがほとんどです。
多くのスタジアムでは、メインスタンド側やバックスタンド側のコンコース内に設置されています。案内板を見るときは、現在地から一番近い授乳室だけでなく、予備として2番目に近い場所も把握しておくと、万が一混んでいたときや清掃中のときに役立ちます。
また、最近のスタジアムはカラーリングで場所を分かりやすくしていることもあります。例えば「ファミリーゾーン」の近くには必ずといっていいほど授乳室が配置されているため、まずは自分の座席から最も近いファミリー向けエリアを目指すと見つかりやすいです。
スタジアムスタッフへの尋ね方
もし案内板を見ても場所が分からなかったり、迷ってしまったりした場合は、迷わず近くのスタッフに声をかけましょう。スタジアムにはボランティアスタッフや運営スタッフが多数配置されており、授乳室の場所は頻繁に聞かれる質問の一つとして把握しています。
スタッフに尋ねる際は、「一番近い授乳室はどこですか?」と聞くと同時に、「そこまでベビーカーで行けますか?」と確認するのも忘れないようにしましょう。階段しかないルートを案内されるのを防ぐため、エレベーターの場所も併せて聞いておくと移動が楽になります。
スタッフの方々は、観戦者の安全を守るために配置されています。赤ちゃん連れで困っている様子を見れば、親切に案内してくれるはずです。遠慮せずにサポートを求めることが、自分自身と赤ちゃんの快適な観戦につながります。
スタッフに聞くときのポイント
・「授乳室」または「ベビールーム」という言葉を使う
・お湯が必要な場合は、給湯設備の有無も併せて確認する
・現在地から一番近い場所を教えてもらう
公式サイトやJリーグ公式アプリでの事前リサーチ
スタジアムに行く前の準備として、クラブの公式サイトやJリーグ公式アプリを活用するのが非常に有効です。各クラブのページには、スタジアムガイドとして授乳室の位置、おむつ替えシートの数、ミルク用のお湯の有無などが詳細に記載されていることが多いです。
特に「Jリーグ公式アプリ(Club J.LEAGUE)」では、各スタジアムの施設情報がまとめられており、当日の観戦時にも手元のスマートフォンですぐに確認できます。地図上で自分の座席と授乳室の位置関係を把握しておけば、移動ルートのシミュレーションができます。
公式サイトの中には、授乳室内の写真を掲載しているクラブもあります。個室の雰囲気や広さが事前に分かっていると、当日赤ちゃんを連れて入る際の不安が大きく軽減されます。お出かけ前のルーティンとして、ぜひチェックする習慣をつけましょう。
トイレ付近や入場ゲート近くに配置される傾向
一般的な傾向として、授乳室は多目的トイレの隣や、メインの入場ゲートの近くに配置されることが多いです。これは、水道設備が必要なことや、緊急時にすぐにアクセスできる場所が選ばれるためです。まずは大きなトイレのマークを探してみるのが近道です。
また、コンコースの角や少し奥まった場所など、騒音が比較的届きにくい位置に設けられていることもあります。応援の太鼓の音が響く場所だと赤ちゃんが泣き止まないこともあるため、少し離れた静かな場所にある授乳室の方が、落ち着いて授乳できるかもしれません。
入場ゲートの近くにある授乳室は、入場直後や退場直前に利用するのに適しています。一方で、試合中に利用する場合は、自分の座席に近いエリアの授乳室を利用するのが移動時間を短縮するコツです。スタジアムの構造を大まかに把握しておきましょう。
Jリーグ主要スタジアムの授乳室・ベビールーム事情

日本のサッカースタジアムは、近年急速にファミリーフレンドリーな環境へと進化しています。Jリーグの理念として「誰もが楽しめるスタジアム」が掲げられているため、授乳室の充実は重要なポイントです。ここでは、いくつかの特徴的な例をご紹介します。
埼玉スタジアム2002など大規模スタジアムの設備
日本最大級のサッカー専用スタジアムである「埼玉スタジアム2002」では、ファミリー層向けの配慮が非常に行き届いています。場内には複数の授乳室が設置されており、それぞれにおむつ替え台や調乳用のお湯、シンクが完備されています。
埼玉スタジアムのようなマンモススタジアムでは、1か所の授乳室が混んでいても、別のスタンド側の授乳室が空いていることがあります。コンコースがつながっているため移動もしやすく、スタッフの数も多いため、困ったときのサポート体制も万全です。
また、浦和レッズの試合開催時には、子供向けのプレイスペースやイベントが開催されることも多く、授乳室だけでなく全体として「赤ちゃん連れが浮かない」雰囲気があるのが魅力です。大きなスタジアムならではの安心感があると言えるでしょう。
パナソニックスタジアム吹田など新設スタジアムの魅力
2016年に完成した「パナソニックスタジアム吹田」は、最新の設計思想に基づいた非常に快適な授乳室を備えています。ここの特徴は、授乳室の清潔感とプライバシーの高さです。個室がしっかりと確保されており、まるでショッピングモールのベビールームのような快適さです。
新しく建てられたスタジアム(サンガスタジアム by KYOCERAやピースウイング広島など)は、最初からファミリー利用を想定して設計されています。そのため、通路の幅が広くベビーカーの移動がスムーズだったり、授乳室の数が十分に確保されていたりと、ストレスを感じにくい構造になっています。
これらのスタジアムでは、授乳室が単なる「空き部屋」ではなく、壁紙が可愛らしく装飾されていたり、照明が落ち着いていたりするなど、赤ちゃんがリラックスできる空間作りがなされています。こうした環境は、慣れない場所で緊張しがちなパパ・ママにとっても嬉しい配慮です。
地方スタジアムやJ2・J3クラブの取り組み
J1の大規模クラブだけでなく、J2やJ3のクラブが使用するスタジアムでも、工夫を凝らした授乳室の設置が進んでいます。専用の設備がなくても、試合当日限定でテントや仮設のパーティションを設置し、快適な授乳スペースを確保しているクラブもあります。
地方のスタジアムでは、クラブスタッフの手作り感あふれるおもてなしが感じられることも多いです。例えば、おむつが足りなくなったときのために予備のおむつを用意していたり、ちょっとしたおもちゃを置いていたりと、地域密着型ならではの温かいサポートが見られます。
また、公共の陸上競技場を利用している場合でも、行政と協力して授乳室の常設化を進めている例が増えています。全国どこのスタジアムに行っても、赤ちゃんを連れて応援できる環境が整いつつあるのは、日本のサッカー文化の素晴らしい進化といえます。
ファミリー向けシート周辺の充実度
多くのスタジアムでは、特定のエリアを「ファミリーシート」や「キッズエリア」として設定しています。これらのエリアの近くには、優先的に授乳室やおむつ替えスペースが配置されているため、移動の負担を最小限に抑えたい方は、こうした座席を選ぶのがベストです。
ファミリー向けシートは、周りも子供連れのサポーターばかりなので、万が一赤ちゃんが泣き出してしまっても「お互い様」という優しい空気が流れています。授乳室へのアクセスが良いだけでなく、精神的な安心感が得られるのも大きなメリットです。
一部のスタジアムでは、VIPルームや特別室を赤ちゃん連れ専用に開放しているケースもあります。また、保育士が常駐する託児サービス(事前予約制)を提供しているクラブもあるため、時にはそうしたサービスを活用して、集中して試合を観戦するのも一つの選択肢です。
| スタジアムの特徴 | 授乳室の傾向 | おすすめポイント |
|---|---|---|
| 新築サッカースタジアム | 完全個室・給湯完備 | 清潔感が高く設備が最新 |
| 大規模スタジアム | 複数箇所に設置 | 分散しているためアクセスが良い |
| 地方競技場 | 共用スペース・仮設あり | スタッフのサポートが手厚い |
授乳室が遠い・混んでいる時に役立つ必須アイテムリスト

万全の準備をしていても、いざスタジアムに行くと授乳室が思いのほか遠かったり、ハーフタイムで大行列になっていたりすることもあります。そんな「もしも」の時に備えて、自分の席やコンコースのベンチでも対応できるアイテムを持っておくと、安心感が違います。
授乳ケープがあればどこでも安心
スタジアムの授乳室が満室で入れない場合や、急いで授乳しなければならない時に最も役立つのが「授乳ケープ」です。これがあれば、周囲の視線を気にすることなく、その場で授乳することが可能になります。
最近では、通気性の良いメッシュ素材のものや、首元にワイヤーが入っていて赤ちゃんの顔を見ながら授乳できるタイプなど、機能的なケープがたくさん販売されています。スタジアムは屋外で風が強いこともあるため、めくれ上がりにくいエプロン型が特におすすめです。
また、ケープは日よけや風よけとしても活用できます。サッカーの試合は天候に左右されやすいため、1枚持っているだけで多用途に使えるケープは、赤ちゃん連れサポーターにとって必須の装備といえるでしょう。
液体ミルクと使い捨て哺乳瓶で荷物を軽減
以前は粉ミルクと魔法瓶に入れたお湯を持ち歩くのが一般的でしたが、現在は「液体ミルク」という非常に便利な選択肢があります。常温でそのまま飲ませることができるため、授乳室にお湯がなくても、その場でパッとミルクをあげることが可能です。
専用の乳首を取り付けられるタイプや、ストローで飲めるパックタイプなどがあり、スタジアム内での調乳の手間を完全に省くことができます。また、飲み終わった後に洗う必要がない「使い捨て哺乳瓶」を併用すれば、帰りの荷物も軽くなり、衛生面でも安心です。
液体ミルクは少し重いのが難点ですが、お湯を持ち歩くのと比較すれば荷物の総量はそれほど変わりません。何より、お湯の温度調整を気にしなくて良いという精神的な解放感は、慣れない環境での観戦において大きなメリットになります。
おむつ替えシートと消臭袋の重要性
授乳室以外の場所でおむつを替えなければならない場面(例えば多目的トイレなど)で活躍するのが、コンパクトに折りたためるおむつ替えシートです。スタジアムの設備が必ずしも自分好みの清潔さであるとは限らないため、自分のシートを敷くことで赤ちゃんを守れます。
また、使用済みのおむつを持ち帰らなければならないルールに備えて、強力な「消臭袋」は必ず多めに持参しましょう。サッカーの試合は長時間に及ぶため、バッグの中でおむつの臭いが気になるのを防ぐことができます。
さらに、おしりふきは新しいものを1パックまるごと持っていくのが安心です。おむつ替え以外の手拭きや、こぼしたものの掃除などにも使えるため、多めに持っていても困ることはありません。荷物は増えますが、これらの備えが当日の余裕を生みます。
魔法瓶での温度管理と粉ミルクの小分け
やはりいつもの粉ミルクを使いたいという方は、保温性能の高い魔法瓶にお湯を入れて持参しましょう。スタジアム内の給湯器を探す時間を省けるため、赤ちゃんを待たせずに済みます。お湯と併せて、湯冷まし(湯冷まし用のペットボトル水)も持っておくと温度調整がスムーズです。
粉ミルクは、缶ごと持っていくのではなく、1回分ずつスティック状になっているものや、小分けケースに入れたものを用意しましょう。暗い客席や狭い授乳室で計量するのは失敗の元ですので、事前に準備を済ませておくのが賢明です。
また、哺乳瓶は予備を含めて2〜3本持っておくと、試合中に洗う手間がなくなります。スタジアムには洗浄設備があることもありますが、基本的には自宅に帰ってから消毒するのが現実的です。汚れた哺乳瓶を入れるためのジップロックなども用意しておきましょう。
赤ちゃんとスタジアムへ行く前に知っておきたい観戦のコツ

授乳室の場所を把握するだけでなく、スタジアムでの過ごし方そのものに工夫を加えることで、赤ちゃん連れの観戦はぐっと楽になります。サッカー場という特殊な環境に合わせた対策を立てておきましょう。ここでは、当日役立つ具体的なコツをいくつかご紹介します。
ベビーカー置き場と預け場所の確認
多くのスタジアムでは、観客席にベビーカーを持ち込むことはできません。通路を塞いでしまい、緊急時の避難の妨げになるためです。そのため、入場ゲート付近にある「ベビーカー置き場」を利用することになります。
スタジアムによっては、スタッフが番号札で管理してくれるクローク形式のところもあれば、指定された場所に各自で置くセルフ形式のところもあります。いずれにしても、ベビーカーを預けた後は赤ちゃんを抱っこ紐で移動させることになるため、抱っこ紐は忘れずに持参しましょう。
また、ベビーカーには貴重品を置かないように注意し、目印になるリボンやキーホルダーを付けておくと、帰りに自分のものを見つけやすくなります。雨天時はベビーカーが濡れてしまうこともあるため、ビニールカバーをかけておくなどの対策も検討してください。
音への配慮!イヤーマフや耳栓の検討
サッカースタジアムの最大の魅力は熱狂的な応援ですが、赤ちゃんにとっては大きな太鼓の音や歓声が「騒音」に感じられることがあります。特にゴールシーンでの爆発的な歓声は、赤ちゃんを驚かせて泣かせてしまう原因になりがちです。
音に敏感なお子様の場合は、子供用の防音イヤーマフを装着させることをおすすめします。完全に音を遮断するわけではありませんが、過度な音量を抑えてくれるため、赤ちゃんが安心して眠りにつきやすくなります。イヤーマフを付けている姿も可愛らしく、周囲への「音対策をしています」というサインにもなります。
もしイヤーマフがない場合は、応援団がいるゴール裏からできるだけ離れた席を選ぶのが基本です。メインスタンドの上層階などは比較的音が和らぐため、赤ちゃん連れの指定席選びでは「音の静かさ」も基準の一つに加えると良いでしょう。
座席選びのポイント(通路側や後方のメリット)
赤ちゃん連れで最も避けるべきは、列の真ん中の席です。授乳やおむつ替えで席を立つ際、横にいる大勢のサポーターの前を何度も通るのは非常に気を使います。チケットを購入する際は、必ず「通路側」の席を指定するようにしましょう。
また、スタンドの「最後列」もおすすめです。後ろに人がいないため、多少赤ちゃんが動いたりぐずったりしても、後ろの方の視界を遮る心配がありません。また、後ろの壁を利用して荷物を整理したり、少し立って赤ちゃんをあやしたりすることもできます。
最近では、座席の前後幅が広い「ゆったりシート」や、テーブル付きの席を設けているスタジアムも増えています。料金は少し高くなりますが、赤ちゃんの荷物を置くスペースが確保できるため、快適さを優先するなら検討の価値があります。
スタジアムのコンコース(通路)はコンクリートで滑りやすい場合や、階段が多い場合があります。移動の際は必ず足元に注意し、赤ちゃんをしっかり保持することを心がけましょう。
試合前後の授乳タイミングの調整
当日のスケジュール管理も重要です。理想的なのは、キックオフ(試合開始)の30分前までに授乳とおむつ替えを済ませておくことです。試合が始まるとスタジアム全体の熱気が上がり、移動もしにくくなるため、落ち着いている間に「すっきり」させてあげましょう。
試合後は、一斉に数万人の観客が退場するため、駅や駐車場が大混雑します。この混雑に巻き込まれると赤ちゃんも疲れてしまいます。あえて試合終了直前にスタジアムを出るか、逆に試合終了後しばらく席に残って、スタジアムの雰囲気を楽しみながら混雑が解消されるのを待つのが正解です。
もし帰りに時間がかかりそうなら、試合終了直後に授乳室へ寄り、しっかり飲ませてから帰路につくと、電車や車の中で赤ちゃんが眠ってくれる可能性が高まります。焦って帰るよりも、スタジアムの設備を最後まで賢く利用する姿勢が大切です。
スタジアムの授乳室を上手に使って赤ちゃんとの観戦を成功させよう
赤ちゃんとのサッカー観戦は、事前のリサーチと準備さえあれば決してハードルの高いものではありません。近年、全国のスタジアムの授乳室は驚くほど進化しており、パパやママが安心して過ごせる環境が整っています。
大切なのは、まず「授乳室の位置と設備を事前に調べること」です。公式サイトやアプリを活用して、お湯の有無やおむつ替え台の数を確認しておきましょう。そして、当日もし困ったことがあれば、スタジアムスタッフに気軽に相談してください。彼らは、全てのサポーターが安全に楽しめるようサポートしてくれます。
また、授乳室が混雑しているときに備えて、授乳ケープや液体ミルクなどの便利アイテムを装備しておくことも忘れずに。自分のペースで無理をせず、赤ちゃんの機嫌を優先しながら観戦することが、家族全員にとって素晴らしい思い出を作るための最大の秘訣です。
サッカーは、子供から大人まで、そして赤ちゃんも一緒に楽しめるスポーツです。今回ご紹介したポイントを参考に、ぜひお子様と一緒にスタジアムへ足を運んでみてください。ピッチで繰り広げられる熱い戦いを、家族みんなで笑顔で応援できることを願っています。


